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「誰がためでなく」 (マガジン29号)
べーやんが出たどー!(違います。
真正面から斬りつけられたのに耐えた刻。さすがに大分無理が…(しーっ!
零がどんなに強くなっても、誰のためでもなく自分のために負けたくないという刻。
続いた零の攻撃は、刻を庇って寧々音が受けました。
ねーちゃんのためと言って闘っている刻は枷で縛られているようだった。だからねーちゃんのためではなく自分のために闘えばいい。
「人は変わるわ、生きている限り・・・・ずっと過去(同じ所)に立ち止まっているようなクサった奴は願い下げ。私は私であなたを縛るためにあなたを助けたんじゃない。もっと自分を大事にして」
瀕死の寧々音の言葉に、ねーちゃんのために生きることが罪滅ぼしと思っていた刻の中に、寧々音がくれた温かい言葉たちが反芻します。
寧々音が望んでいたのは、刻がねーちゃんのために生きることではなく、自分のために生きること――。
それに気づいた刻の異能は更に増します。
人一人で扱いきれるとは思えないほどの膨大な力。けれど刻はそれを制御し、零に向かって「地磁環砲(テスラガトリング)」を放ち、零もマモンで応戦。
互いに攻撃は相殺されましたが、刻は足を地面につけることで地球の磁力を取り込んでいる。尽きることのないエネルギーに、零は対応しきれるのか!?
そして少し離れた場所から静観する平家先輩。
「大神君・・・・あなたは私にスペシャルネクストを見せてくれますか? ・・・・もっとも「できるなら」・・・・ですが」
相変わらず悪い顔してますねw
刻たちから少し離れ、フラフラな寧々音を助ける桜。
寧々音は桜を殺そうとしているけれど、それは桜が寧々音を助けない理由にはならない、と。桜も相変わらずです。
しかも寧々音に受けて立つ、と。
「誰であっても死んではならぬ。だから私も死ぬわけにはいかぬからな」
更にヒートアップする零VS刻。
零は第4の炎を司りし悪魔ベルゼブブを呼びました。
しかし寧々音が零はベルゼブブを従えさせられないと言います。
寧々音は12月32日に、零が強大な4つの炎を従えるために大切なものを彼らに持っていかれる場面を見たそうです。
「あれがないと大神零は彼自身の悪魔の炎に喰われて死ぬ」
次回「破滅へのカウントダウン」
何だか寧々音さん急に親切だw
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