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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「マリアの十字架」 (マガジン47号)

アニメ3話では寧々音と「子犬」が登場。雪比奈も出たけど彼はしゃべりませんでした。
あと刻もちゃんと登場。目立ちたがりな性格がよく現れていました(笑)

零が訪ねた以上、シスターがただのシスターであるはずがなかったのですが、彼女は元悪。昔は闇金の勧誘を行っていたようです。
しかし心を入れ替えて、闇から這い上がろうとしている人を助けようとしていた。だから身寄りの無い子供だけでなく、借金を返そうと頑張っている人たちの子供を預かって育てている。
しかし零が訪ねたその日の夜、「ぺんぎんの家」の隣の礼拝堂にいた彼女の元へ以前仲間だった闇金の男たちがカモを連れて来いと殴り込んで来ました。カモ、つまり預かっている子供たちの親。しかもここの子供たちも元々借金のカタにされていた子供たちだったようです。シスターはその子たちを連れて逃げてきた、と。

シスターが元悪だったことに驚きを隠せないマエシュンとあおば。デカ杉はあんまり驚いてるような感じではないので、もしかしたら薄々勘付いていたのかもしれませんね。あおばと違って零のことを憎んではいなかったし。読者的にはやっぱりかー、という感想ですけどね。
それ以上言うな、と「レゲエメガネ」に殴りかかる零。
あなたは仕事をしただけではないのか、それともあなただけが知っている事実があるとでも?と訊ねる「メガネ」がわざとらしいw
そしてマエシュンが話せよ、と。オレ達にも聞く権利はあるはずだ、と。

闇金の連中が押しかけて来た後。
男たちにもう悪いことはしない、子供たちのために生きると決めたと必死に訴えるシスター。そんなシスターに女であろうと容赦なく殴って踏みつける男。
偽善者ぶるな、一度堕ちた奴は二度と這い上がれない。
そしてそこにいた赤ん坊を連れ去ろうとする男たちに、何度も殴られ、蹴飛ばされながらも、必死にやめてと叫ぶシスター。
そんな彼女の姿に、隠れてその様子を見ていた零は持っていたターゲットのリストの紙からシスターのものをぐしゃりと丸め、削除。
そして彼女を暴行していた男を燃え散らしました。残った男たちに出頭して法で裁かれるかここで死ぬか訊ねますが、発砲されたので燃え散らします。すると別の男がシスターを人質に取りますが――
「・・・・その人は裁くべき悪。だが、人の為に生き、生まれ変わろうとしている・・・・心の底から。だからその人に手を出すな。・・・・少なくとも、悪のてめえらはな」
つまり零は彼女の良心を信じたということですね。
しかし男は零に向かって発砲。狙いは外れますが、零の後方にあったガス管に当たり、爆発!!
礼拝堂は崩壊します。
零は連れ去られそうになっていた赤ん坊を庇い、しかし大きな怪我はしていません。
なぜなら、シスターが零を庇ったから。
シスターの足には落ちた十字架がぐっさりと刺さっていて、すでに切断されてしまっているのか、足が変な方向に曲がっています。
血の量も半端なく、もう助かる見込みはない――。
一番闇から這い上がりたかったのは私自身だと語るシスター。でも罪は決して消えることはない。だからこれは神の下した罰。痛み、苦しみに耐えながら死んでいくことが――。
激痛にもがくシスターを前に成す術の無い零。しっかりしろと声を掛けますが、シスターはいいのと零の手を握りました。
「あなた・・・・だけは、悪だった私の良心を・・・・信じてくれた・・・・から」
まさに死ぬほどの痛みなのに、それでも彼女は自分を信じてくれた零の存在が嬉しかったんですね。本当に心の底から生まれ変わろうとしていた何よりの証拠です。
そして零は訊ねます。殺して欲しいか、と。
神はそんなことお許しにならないと言うシスターに、零は悪のオレに神など関係ない、と。
楽にしてやると言って触れた零の手に、シスターは彼の哀しい眼の理由を見つけます。
それはすべてに絶望してしまったからじゃない。どんな絶望の中でも、決して優しさを失わない人だから――と。
「・・・・燃え散れ。」
そう言った零の瞳は、今までのどんな時よりも辛くて哀しくて、そして優しい瞳でした。
上条先生の絵はこういう表情の本当に細やかな部分がきちんと伝わるから大好きです。特にこの表情はコミックスよりも本誌のこの紙の方がかなり雰囲気出ると思うので是非見てみてください…!! 印刷の粗さがむしろ柔らかさを出してますよ。
そして零はシスターを燃やし、彼女と共に礼拝堂も燃え尽きていきました。
この先、何があってもどうか・・・・人の良心を信じ、人を護る、誰より優しいあなたのままでいて――・・
そんなシスターの願いと共に、零の初めての任務は終わりを告げたのでした。

次回「美しき蜃気楼の果て・・!!」
そして次号の「ちょい盛り」にいよいよ上条先生登場だそうです!!
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