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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「嫌悪」 (マガジン43号)

次号は表紙&巻頭カラー!
やっぱり! 良かった!!
それにもうすぐ連載200回なので、そっちでも巻頭取れるよね…!?

そして本日からラジオの配信開始です!
アニメももうすぐ!!

逃亡した凶悪犯罪者は十数人くらいかと思っていたら、何と200人もいたらしいです。
「自分の身が危険に曝されると分かった途端に、法や理性や悪の命の尊厳などを忘れ、身を守る為の攻撃に転ずる。結局、自分達が安全な平和の中にいる時にしか善人でいられない。それが人。・・・・すごく醜いよね。」
そういう「弁当」の言葉はとても酷くて、けれど間違いなく的を射ている。
でもそれは生き物の本能じゃないかな。人間には理性があるし他の動物にはない高度な思考能力があるけれど、命を持つ者として自分の命が危険に曝されれば何が何でも助かりたいと思ってしまうものじゃないのかな。
ずっと善人でいるというのは無理だと思う。だから善人でいるのではなく、善人でいようと努力するものなんじゃないのかな。善い人というのは他人のためではなく自分のために善い人でいるものだと思う。誰かに優しくしたいから、誰かの助けになりたいから。そういう気持ちを自然と持てることが大事で、だからこそ追い詰められた時にそれが崩れてしまうのは仕方が無いことだと思うのです。
しかしそれ以前に珍種たちに言いたい。お前らは人間じゃないのか、と。
珍種だろうと異能者だろうと、人間は人間じゃないのか。

渋谷はあっという間に大パニック。
犯罪者たちはやはりすでに死刑や終身刑(日本にあるんだっけ…?)になっているようですが、「レゲエめがね」から逃げ切れば自由の身だと言われて、何が何でも逃げ切ろうと形振り構っていません。
そして学校から珍種たちが立ち去り、渋谷のパニックを防ぐために向かおうとしたC:Bたちの行く手を阻んだのは神田先生。
最初の珍種の襲来でエージェントたちもかなりやられてしまい、今までのように事態の収拾ができない。
『コード:ブレイカー』の存在が大衆の前に曝されても、それを隠蔽することができない――!
「『コード:ブレイカー』(存在しない者)の・・・・異能者の存在や力が大衆に知られてしまったら、自分達にない力を操るあなた方に人は恐怖と嫌悪を抱き、放っておくことはないでしょう。・・・・必ず闇に葬り去られる!!」
神田先生はC:Bたちにそんな思いをして欲しくない。だから止める。
そして彼女の話を聞いたマエシュンたちも行くなと言います。
いくら凶悪な犯罪者とはいえ、ただの人間。機動隊がきっと何とかしてくれる。
絶対に行くなと懇願するクラスメイトたちに、零が答えた言葉は――
「・・・・オレは人が嫌いです。・・・・弁当の言う通り、本当に大嫌いなんですよ」
しかしそんなことをしている間に桜の姿が消えた!?
自転車を飛ばして渋谷へ向かっています。相変わらず一直線ですね。言い意味でも悪い意味でも。

桜はファーストフード店で店員を締め上げていた犯罪者を蹴散らし、怪我をした店員たちを背負って運ぼうとしますが、外は我先にと逃げ惑う人々でいっぱい。
電車も止まり、凶悪犯の運転する車が街を横行し、街はまるで爆発でもあったかのように建物が壊され、煙が上がっています。
あまりにも絶望的な状況に、さすがの桜も無理だ、助け切れないと悔しさに歯を食い縛ります。
そして頼ってはいけないと思いながらも、零たちがいてくれたらと思わずにはいられない――。
立ち止まった桜の前に、バスを奪った犯罪者が突っ込んできます。轢かれる寸前で青い炎に包まれて燃えるバス。
そして電柱が倒れ、耳を塞がずにはいられない音と、目を瞑らずにはいられない光、それらから怪我人を背負う桜を護る影。
零も刻も遊騎も平家先輩も泪も、みんな来ました。
「オレは人が嫌いだ・・・・だが、それ以上に悪(クズ)が大嫌いなんだよ・・・・だからテメエら悪は一人残らずオレがぶっ潰す」

そして零たちの去った輝望高校。
マエシュンはいつだって零が何の見返りも求めずに助けてくれたことを思い出しています。
零はウソが下手だ、と。
零は誰より人を大切に思っているから助ける。たとえ、何を失うことになっても――。

犯罪者を嫌悪するのも、自分達とは違う力を持つ者を嫌忌するのも、防衛本能に従う人の性。
それをコントロールするのが、きっと理性なんじゃないでしょうか。

…書いてるうちに自分でもよく分からなくなってきた。
あまり深く考えすぎずに流してください…。
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