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「仮面の下の素顔」

サブタイトルは会長のことなんでしょうが、前号の予告文は……それかーーーーーっ！！
激しく季節外れ、今回は夏祭りの巻です。

１Ｐ目から堂々と零桜＆遊刻とか…！
桜よりも刻の方がよっぽど女子高生っぽい朝の身支度（笑）
歯ブラシの並び順は会長と王子を除いて右から遊騎、刻、零、桜、……平家先輩？（苦笑）
あるのは和やかな朝の風景。
しかし泪が元Ｒｅ－ＣＯＤＥと分かって以来、刻は泪と話をしようとせず、平家先輩も渋谷荘には来ていないらしいです。

修行を続けた甲斐あって、零も刻の異能メーターは最高値突破。
しかしこんなものはオモチャだと会長はそれを捨ててしまいました。
前回計った時は平家先輩は力を抑えていたし、「遊騎君はそもそも本来の姿じゃなかったし」　……え！？　本来の姿ってなんですか！？　前に少しだけ出た赤い体のことですか！？　あっちが本来の姿ってこと！？
そこは流されましたが、零も刻も確実に強くなっているということで、これからは会長が本気で相手をすることに。
しかし今日は休み。
会長の提案で夏祭りに行くことになりました。
桜は皆で行って仲良くなると大喜びですが、零も刻も泪も行く気なし。そんな彼らに…
「寧々音先輩も来ると言っていたぞ」
「良いのかな？　珍種の観察を怠っても」
「「渋谷荘」の主にはぜひ同行して頂きたいのだ！！」
桜も皆の扱いが上手くなってきました（笑）

桜の浴衣はやっぱり桜柄。
来るの嫌がっていたわりに刻も浴衣来てノリノリです。
遊騎も浴衣。お面やらぬいぐるみやらわたあめやら、にゃんまるグッズ大量です（苦笑）
そしてなぜか出店している平家先輩（苦笑）　飴細工はいいけど、女体はダメだろ（笑）　けれどそれを王子に褒められてちょっと喜んでる平家先輩。ちょっ、あんなに嫌ってたのに意外と単純だなオイ（苦笑）
隣では寧々音が型ぬきに挑戦中。しかしうまくできず、見かねた泪がコツを教えてキレイにできました。喜ぶ寧々音を見つめ、なんとも言えない表情の刻は思わず舌打ち。
つーか寧々音は泪のこと知ってるんですかね？
「泪々とってもやさしいのー。寧々音、泪々大好きなのー」と寧々音に言われ、泪は真っ赤になって周囲は大惨事です（苦笑）
っていうか何この百合（笑）
あー、だから平家先輩は泪が嫌いなんですね（苦笑）

何だかんだで楽しそうな皆を見つめてホッとする桜。
零が「・・・・物珍しいんでしょうね」と呟きます。
「皆、祭りになんて来たことないでしょうから」
Ｃ：Ｂには祭りなんて必要ない。だから知ってはいても、来たことはない。花火も本物を見たのはほとんど初めてのようです。
皆が騒ぎ、零が感傷に浸っている中、なぜかカッチーンと固まっている桜。
武器を持った相手にすら怯まない桜ですが、なんと花火が苦手なんだそうです。
震える桜を見て、零は――
「あなたにも苦手なものがあったのか。意外だな」
そう言ってぷはっと笑いました。いつもの能面みたいな笑顔ではなく、本当におかしそうに笑ってます。
零も自分自身で気づかないうちに本音を出してしまったようですね。

そんなこんなで祭りは楽しんできましたが、渋谷荘に戻った後は元のギスギスした雰囲気に戻ってしまいました。
それでもこれも、皆が仲良くなるための第一歩ってことで。

そして会長の部屋で密談をする会長と王子。
泪も桜の失われた記憶に関することを何やら知っているようですね。
そしてついに会長が着ぐるみの頭を取ったーーーーー！！
…と思ったけど顔は見せてもらえませんでした。
泪が「相変わらずムカつくツラだな」と言ってます。
「いかにも。桜小路君の記憶が戻ったら、いずれこの着ぐるみも必要なくなるよ」
顔立ちからすると男かなーと思いますが。どうだろ。でも若そうだよ？

次号「代償と保障と呪縛と・・！！」
そろそろ桜の記憶が戻る展開来ますかねー？